7月になりました。

梅雨入りしたのも束の間、先月下旬頃から猛暑、というより酷い暑さが続いて居り、あっという間に梅雨明けを迎えてしまいましたが、皆様体調はお変わりないでしょうか?

(と言いつつ、これを書いている7月3日は朝から大雨が降って居りますが…。)

今回アップした写真は、 おもに京都などで親しまれている『水無月(みなづき)』という和菓子です。

少々蘊蓄を披露させて頂きますと、宮中行事にその起源があるとのことで、旧暦6月に山の氷室から宮中へと氷を運び、そのかけらを口にすることで夏の健康を願ったそうですが、京都が都の頃と言えば、今のように冷蔵庫がある訳でもなく、庶民にとって氷はかなりの貴重品。そこで氷のかけらを模した三角の土台に小豆を乗せ、夏場の健康や邪気除けを願う「みなづき」が誕生し、今でも6月30日の「夏越の祓」の神事にちなんで食べるのが習わしになっているそうです。

見た目も涼しげで、その名が表す通り6月の風物詩になっていますが、お店によって少しずつ味が違うので、食べ比べてみるのも面白いかも知れませんね。

また、今年はこの暑さで私たちの健康を気に掛けて下さったのか、有り難いことに差し入れを頂く機会がございましたので、その写真も一緒に上げさせて頂きました。

おかげ様で暑気払いが出来ましたので、お気遣いに改めて感謝しつつ、仕事に励んで参りたいと思います。

さて、二週間にも満たない短い梅雨が明けたかと思ったら、今度は台風がゆっくり近付いている模様…。

なんとも“ちぐはぐ”で、極端に変化する気候に振り回されて居りますが、これから尚一層の暑さが襲ってくることと思います。くれぐれも体調管理にはお気を付け下さい。

最後にもう一点、当院がございます岐阜県東濃地区では、多くの地域が七月盆、今月7月にお盆を迎えます。

そのため、当院では13日~15日までの三日間、「お盆休業」を頂いて居ります。

カレンダーにも記載してございますが、ご承知置き頂きますよう、お願い申し上げます。